EUROPE(ヨーロッパ)

【ミラノ・ベネチア旅】05.ベネチアの若手が奮闘する話題のレストラン『CoVino』がリーズナブルでおいしい{ベネチア・本島}

image

ベネチアの物価は、ミラノに比べてかなり高い。と言われています。ホテルにしても食事にしてもいわゆる観光地価格ともいわれますが、車がなく船や人力でモノを運ばなくてはならない場所なので、必然的にモノの値段は高騰してしまうのはある程度仕方がないのかな・・・とは思います。さらに、観光地で観光客が押し寄せているのである程度の出費は覚悟していきましょう。

そんなベネチアですが、実は若手の方が頑張っているレストランもあります。それが、こちらの『CoVino』。日本ではあまりどこにも掲載されていないのですが、海外のガイドブックなどでは紹介されていたりして予約必須のお店なのです。というのも、店内は20席ほど。毎晩2回転するにもかかわらず、予約困難店です。

1

Le Routard(http://www.routard.com/)というガイドブックにも、掲載されています。

CO VINO の予約方法と注意点

-19時と21時半の予約のみ
 (前半チームは21時に席を空けること)
-前日もしくは当日の15時までに予約確認の電話をすること
 (しなかった場合キャンセル扱い)
-当日のOPEN前に並べば、その日のキャンセルがあった場合、入店できる

※その他、予約方法はこちらをチェックしてください

CO VINO メニューとオーダーしたもの

image

メニューは、イタリア語と英語のみ。
アラカルト3皿(前菜・メイン・デザート)で36ユーロ
ひとり50ユーロもあればワインも飲めちゃいますよ!

image

最初に出てきたのは、自然派のスパークリングワイン

image

野菜の甘味が優しい、一口サラダ。

image

私が前菜に選んだのは、生ハム

image

一緒に食事をしたパートナーが選んだのは、牛肉のカルパッチョ。
ミラノで食べたものよりおいしかったそうです。

image

サーヴィス兼ソムリエのワインの選択眼が素晴らしい!リーズナブルでおいしいものが揃っています。できる限りナチュラルなものを選んでいるそうです。サーヴィスもアットホームながらおしゃれでとてもいいです。20席を彼一人で回しているので、空気を読みながらオーダーしていきましょう。私たちは一人4杯くらい頂いちゃいました。

image

私のメインは、鴨のコンフィ。
火入れ、味付けともに良かったです。そして、1皿がボリューミー。コースで十分満足できると思います。

image

パートナーは、お魚を選択。これもとてもおいしそう・・・。

image

デザートは甘酸っぱい濃厚「クリームレモンガート」
これが、衝撃の甘さ。イタリア人の甘いものは甘く!の精神を垣間見る1皿です。
コーヒーが飲みたくなったのですが置いていないそうです。
(あるのは、デザートワイン・・・だって。いや、それ、甘いじゃない・・・と心の中でつぶやきました)

と、帰り際のサーヴィスが落ち着いたタイミングで、ソムリエ兼サーヴィスの彼が「今日は日本からの予約は2組で19時からと21時半からのそれぞれ1組ずつだったんだけど、どちらも「ほんまさん」だったんだよ、ウケるよね」とのこと!わたしは、「私の妹がくるのかもね?」と言ったら、「次の時間のほんまさんは男性なんだよ」とのこと。日本から遠く離れたイタリアのベネチアの地で同じほんまさんがこのお店を予約しているとは!この旅1番の衝撃事件でした。この後のほんまさんの正体に後ろ髪ひかれつつ、ベリーニ発祥の地、ハリーズバーに向かったのでした。

・CO VINO
www.covinovenezia.com
Calle del Pestrin
Castello, 3829a-3829
30122 – Venezia
Tel. +39 041 2412705

ベリーニ発祥の地、ハリーズバー(Harry’s Bar)

image

ベリーニ発祥の地、ハリーズバー(Harry’s Bar)はBAR好きにとっては、ベネチアに行った際には必ず行かなくてはいけない場所(ほんマガ調べ)というわけで、準備段階からこちらに訪問を予定しリサーチしていました。先ほど紹介したレストランから歩いて5-10分ほどなので食後に1杯だけベリーニを頂きに行ってまいりました。

ベリーニとは?

スプマンテ(スパークリングワイン)の中にピーチネクターの上品な甘さが加わった、飲み口のよいカクテル。イタリアのベニスにある有名なレストランバー、ハリーズバーの経営者ジュセッペ・チプリアーニ氏が1948年に考案したベネチアを代表するカクテル。当時開かれていたルネッサンス初期の画家ベリーニ展を記念して作られたもの。

image

こちらが、世界で人気のハリーズバーのベリーニ(16.5ユーロ*1Fカウンター)。
スタイリッシュではありませんが、歴史を感じるお味です。

image

Harry’s Bar
www.harrysbarvenezia.com
Calle Vallaresso 1323 30124 San Marco Venice,Italy
TEL:39 (0) 41 528 5777

————————————–
【ミラノ・ベネチア旅 関連記事】*Coming Soon
01.旅に向けて準備したもの
02.アリタリア航空でミラノ マルペンサ国際空港へ 空港からミラノ中央駅へ
03.LAGARE HOTEL MILANO CENTRALE MGALLERY BY SOFITEL{ミラノ}
04.ミラネーゼのフライデーナイトはこのアドレス!『CONCORDIA Cantina』{ミラノ}
05.ベネチアの若手が奮闘する話題のレストラン『CoVino』が
リーズナブルでおいしい {ベネチア・本島}

06.次回もリピートしたいアットホームで高コスパな『Ca’ Pisani Hotel』{ベネチア・本島}
07.世界中のお金持ちが船でやってくる『Restaurant Terrazza Danieli(ダニエリ)』{ベネチア・本島}
08.ジョージ・クルーニーが結婚式を挙げた華麗なパラッツォ『アマン・カナルグランデ』に宿泊{ベネチア・本島}
09.美しい風景と幻の美味なるワインを求めて『VENISSA ワインリゾート』{ベネチア・マッツォルボ島}
10.カラフルなおうちがアイコン『ブラーノ島(Burano)』とミシュラン獲得の シーフードレストラン『リーヴァ・ローサ』{ベネチア・ブラーノ島}

【その他、海外旅記事アーカイブはこちら】
https://honmaga.com/overseas_trip
バンコク、プーケット、ドバイ、カナダ、グアム、バリ、ハワイ

コメントを残す