
ビルバオ| バスク料理の真髄を味わう3店
美食を求めてスペイン・バスク地方の中心都市ビルバオを訪れた3日間の体験記。グッゲンハイム美術館で有名なこの街で出会った、忘れられない味の数々をご紹介します。現地で実際に足を運んだ厳選3店の魅力をお伝えします。
2025年春、念願だったビルバオ旅行を実現しました!バスク料理への憧れと、美しい街並みへの期待を胸に、食いしん坊な私が選び抜いた3つのレストランを巡る美食の旅。想像を遥かに超える感動の連続でした。
Gure Toki ※オススメ




〈バスクの家庭の味に出会える隠れ家〉
カスコ・ビエホ(旧市街)の石畳の路地を歩いていると、現地の友人が教えてくれた小さな看板を発見。「Gure Toki」はバスク語で「私たちの場所」という意味だそうで、まさに地元の人々に愛される温かい雰囲気のレストランでした。
実際に味わった料理
ピンチョス各種
カウンターに並ぶ色とりどりのピンチョスは、どれも芸術品のよう。特にアンチョビとオリーブのピンチョスは、シンプルながら素材の良さが際立つ逸品でした。
チャコリ(地元白ワイン)
微発泡のさっぱりとした地酒。高い位置から注ぐパフォーマンスも楽しく、料理との相性は抜群です。
店内は地元の常連客で賑わい、バスク語と Spanish が飛び交う活気ある雰囲気。観光客にも地元客にも愛される名店です。
住所:Casco Viejo, Bilbao
営業時間:12:00-15:00, 19:00-23:00
定休日:月曜日
Bistro Guggenheim Bilbao







〈アートとグルメの融合体験〉
グッゲンハイム美術館内にあるこのビストロは、建築美と美食を同時に楽しめる特別な空間。フランク・ゲーリーの建築に囲まれながらの食事は、まさに五感で楽しむアート体験でした。
美術館ランチの新境地
季節のメニュー・デ・デグスタシオン(コースメニュー)
前菜からデザートまで、各皿が一つの作品のような美しさ。グッゲンハイム美術館内という立地の良さに加えて、創作的なお食事がカジュアルなお値段で頂けるのはうれしい。
地元産ワインペアリング
ソムリエが選ぶワインペアリングは、料理の味を最大限に引き出す完璧な組み合わせ。リオハの赤ワインと牛肉料理のマリアージュは、今でも忘れられません。
大きな窓からはビルバオの街並みが一望でき、食事をしながら街の美しさも堪能。美術館の余韻に浸りながらの優雅なランチタイムは、旅の最高の思い出の一つになりました。
住所:Guggenheim Museum, Abandoibarra Etorb., 2, Bilbao
営業時間:美術館の開館時間に準ずる
要予約:推奨
La Viña del Ensanche ※超オススメ




〈モダンバスク料理の真髄〉
エンサンチェ地区(新市街)にあるこのレストランは、伝統的なバスク料理を現代的にアレンジした革新的な料理で話題の名店。予約困難、すごい人が多く立ち飲み席もなかなか困難と聞いていましたが、運良く席を確保できました。
驚きと感動の連続
ピンチョス各種
フォアグラ・キノコ・ジャガイモのピューレに海外では珍しい卵黄を落とした温かいピンチョス思わず「これは最高…」と唸ってしまうほど。これを食べた過ぎて2日連続通いました。イカの焼いたやつも塩味が強くワインが進みます。イベリコの生ハムサンドも有名なので絶対食べるリストへ。ほほ肉のワイン煮もホロホロとしていてとにかく美味しかった!
サービススタッフの知識も豊富で、料理の背景や調理法について丁寧に説明してくれたのも印象的でした。ビルバオで一番好きなお店!
住所:Diputazio Kalea, 10, Abando, 48008 Bilbao
営業時間:13:00-23:00
定休日:日曜日
旅を振り返って
3日間のビルバオ美食旅行は、想像以上の感動と発見の連続でした。バル料理を中心にグルメとワインでバスク地方の食文化の奥深さを実感した旅でした。
次回は高級店にも行ってみたい…(予約は2名以上が基本のようです)
スペイン美味しかったお店ランキング🥘
1. La Viña del Ensanche/bilbao
2. Gure Toki/bilbao
3. Goiz-Argi/donostia
4. La Cuchara de San Telmo/donostia
5. Fino Bar/barcelona
6. Ultramarinos Marín/barcelona
この中ならどこに行ってもオススメできます