SPAIN(スペイン)

【まとめ】情熱の街バルセロナで堪能した5つの必見スポット

2025年春、憧れのバルセロナへの一人旅に行ってきました。ガウディの建築美とピカソの芸術に触れ、地中海の温暖な気候に包まれたカタルーニャの都市は、想像以上に魅力的で心奪われる場所でした。4泊5日の滞在でしたが、バルセロナの多彩な魅力をたっぷりと味わうことができました。

今回は実際に訪れた5つのスポットをまとめました。バルセロナに行ったらどこ行こう?と悩んだらぜひ参考にしてみてください。

特にオススメなのが、「サン・パウ病院」と「サクラダファミリア」でした!

Recommend 01|カサ・ミラ(Casa Milà)

ガウディが手がけた「石切り場」と呼ばれる集合住宅建築の傑作

1906年から1910年にかけてアントニ・ガウディが設計した集合住宅 ・波打つような曲線的な外観が特徴的で「ラ・ペドレラ(石切り場)」の愛称で親しまれている ・屋上テラスからの眺望は絶景!ただし雨が降ると入場できなくなるので要注意です。

グラシア通りに立つカサ・ミラは、ガウディ建築の中でも特に印象的な建物でした。外観の波のような曲線美は、まるで地中海の波が石になったかのよう。内部に入ると、ガウディの自然を模倣した設計思想がよく分かります。

中庭から見上げる青空の美しさ、そして屋上テラスの煙突群は、まさにガウディワールドそのもの!屋上からはサクラダファミリアも遠望でき、バルセロナの美しい街並みを360度楽しめます。

Recommend 02|サクラダファミリア(Sagrada Família)

バルセロナのシンボル、ガウディの未完の傑作

1882年から建設が始まり、現在も建設中の世界遺産 ・ガウディが43年間携わり、生涯をかけて取り組んだライフワーク ・「生誕のファサード」と「受難のファサード」で異なる表情を楽しめる ・内部のステンドグラスは光の芸術、まさに森の中にいるような神秘的空間でした。

バルセロナ旅行のハイライトは、やはりサクラダファミリアでした!外観の迫力もさることながら、内部に足を踏み入れた瞬間の感動は忘れられません。

午前中に訪れたのですが、東側のステンドグラスから差し込む朝の光が内部を青と緑の神秘的な光で満たしていました。まるで海の底にいるような、あるいは深い森の中にいるような不思議な感覚。ガウディが目指した「石でできた森」という構想が見事に実現されています。

有名な観光名所なので、入場前にしっかりとした荷物検査があります。
時間に余裕をもって、最低1週間前には予約をすませて!

Recommend 03|ピカソ美術館(Museu Picasso)

若きピカソの才能が開花したバルセロナで、その軌跡を辿る

バルセロナ時代を中心とした初期作品のコレクションが充実 ・15世紀の貴族の邸宅を改装した美術館建物自体も見どころ ・「ラス・メニーナス連作」など、ピカソの多様な表現技法が楽しめる ・青の時代の作品群は必見!バルセロナでの青春時代が息づいている

旧市街のボルン地区にあるピカソ美術館は、想像以上に充実したコレクションでした。特に印象的だったのは、ピカソが14歳の時に描いた作品の技術の高さ!すでにこの頃から天才的な才能を発揮していたことがよく分かります。

青の時代の作品群では、バルセロナでの貧しい青春時代の心境が色濃く表現されており、後の巨匠となるピカソの原点を感じることができました。ベラスケスの「ラス・メニーナス」を独自の視点で解釈した連作シリーズも圧巻で、ピカソの創造力の豊かさに改めて驚かされました。

美術館自体も15世紀の美しい邸宅群で、中庭や階段などの建築美も楽しめるのが嬉しいポイントです。

Recommend 04|グエル公園(Park Güell)

ガウディが創り出したおとぎの国のような公園

ガウディとパトロンのエウセビ・グエルが手がけた分譲住宅地計画の跡地 ・色鮮やかなモザイクタイルで装飾された建造物群が幻想的 ・有名なトカゲの噴水(サラマンドラ)は記念撮影の定番スポット ・波打つベンチからのバルセロナ市街地の眺望が素晴らしい!

グエル公園は、まるでおとぎの国に迷い込んだような不思議な空間でした!カラフルなモザイクタイルで装飾された建物や階段は、どこを切り取ってもフォトジェニック。

特に正面階段のトカゲの噴水は、バルセロナのシンボル的存在として多くの観光客に愛されています。私も例にもれず、たくさんの写真を撮ってしまいました(笑)。

中央広場の波打つベンチに座って、バルセロナの街並みと地中海を眺めながら過ごした時間は最高でした。ガウディの自然への愛と創造力が生み出した芸術空間で、現実を忘れてゆったりとした時間を過ごすことができます。

朝早い時間に行くと比較的人が少なく、ゆっくりと撮影や散策ができるのでオススメです。

Recommend 05|サン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)- お気に入り♡

世界で最も美しい病院と称される、モデルニスモ建築の傑作

リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーが設計した世界遺産の旧病院 ・「患者の心を癒すために美しい環境を」というコンセプトで建設 ・48の建物がパビリオン形式で配置された独特な構造 ・色鮮やかなタイルとステンドグラスが織りなす芸術的空間です。

今回の旅で一番のお気に入りスポットになったのが、サン・パウ病院でした♡ 正直、病院跡地ということで期待していなかったのですが、実際に訪れてみると予想を遥かに超える美しさに圧倒されました。

「病院なのにこんなに美しくていいの?」と思わず呟いてしまうほど、どの建物も芸術作品のよう。特に管理棟のドームの内部は、まるで宮殿のような豪華さです。ピンクやブルーの美しいタイルワーク、繊細なステンドグラス、そして緑豊かな庭園との調和が絶妙でした。

ガウディのサクラダファミリアから徒歩圏内にありながら、観光客が比較的少ないので、静かにじっくりと見学できるのも魅力的。地下通路で繋がった各パビリオンを巡りながら、20世紀初頭の先進的な医療思想と芸術性の融合に感動しました。

建物内部の見学ツアーでは、実際に病院として使われていた当時の様子や、モデルニスモ建築の特徴について詳しく学ぶことができ、とても勉強になりました。

バルセロナ、実際に行ってみてどうだった?

ガウディ建築の芸術性の高さには本当に驚かされましたが、それ以上に印象に残ったのは、バルセロナの人々の芸術に対する愛情の深さです。街の至る所にアートがあり、建築も料理も、すべてが芸術として大切にされている文化に触れることができました。

4泊5日という短い滞在でしたが、一人旅だからこそ自分のペースでじっくりと各スポットを巡ることができ、それぞれの魅力を深く味わうことができました。ガウディの天才的な創造力、ピカソの若き日の情熱、そしてカタルーニャ文化の豊かさを肌で感じる、とても充実した旅となりました。

次回はぜひ別の季節にも訪れて、また違った季節のバルセロナを体験してみたいと思います。フラメンコ鑑賞やタパス巡りなど、今回体験できなかった文化的な側面も探求してみたいです。

バルセロナ、本当に素晴らしい街でした!芸術好きの方には特にオススメです。

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