TOKYO(東京)

マンダリンオリエンタル東京 タパス モラキュラーバー|シャトー・ワイマラマ「KIRARAKA 2009」ペアリングメニュー

マンダリンオリエンタル東京 38階にある7年連続でミシュランの1つ星を獲得されている、8名限定のカウンタースタイルのガストロノミー「タパスモラキュラーバー」へ。

シェフが披露する“食のエンターテインメント”はこのためだけに旅をする価値のあるお店です。7月末までの限定で、シャトー・ワイマラマの「Kiraraka」がグラスで楽しめると聞いて、友人とお邪魔してきました。

「タパスモラキュラーバー」では、ひと口サイズの五感と想像力を刺激する14皿が次々と生み出され、カウンターに同席している8名はもちろんシェフやサービスの方との間で醸造される一体感が印象的で素晴らしかったです。劇場のように定刻に開幕するため、時間に遅れることのないようご注意を。2時間限定の食のエンターテインメントをぜひ満喫してみてください。もちろん、傍にはエレガントで清々しいプレミアムワイン「Kiraraka」とのペアリングも忘れずに…。

定刻に予約したシートに滑り込むと、まずはお手製のメニューの説明からスタート。遊び心あふれる演出はその日の気分によって多少の変更もあるのだそう。カナダ出身の牛窪シェフはカナダ・アメリカ・日本と様々な食文化を自ら体験したこともあり、料理を○○料理と分類することは難しいと。あえていうなら…分子料理ですね、と笑顔でお話する姿が印象的。

この日のメニューもまるで世界を旅しているかのように感じられるよう様々な国の料理のエッセンスをとても上手に纏めていらっしゃいます。

まるでスイーツ!?と感じる「Donuts /ドーナッツ」は、SDGsキャビアやマスカルポーネをドーナツ型のふわふわなパンで挟んだもの。食感も愉しく、美しい、世界にひとつだけのドーナッツです。

その後、「南蛮/Southern Barbarian」というかき氷とのどぐろを合わせた料理へと移っていきます。説明をしながらも手際良く次の料理の準備をされる姿はさすが超一流!カウンターから覗ける手際に見惚れているとあっていう間に次のお皿がやってきます。ハラハラ・どきどきの展開に翻弄されるのも楽しい。

提供される料理は、まさに多国籍でアメリカ・インド・日本・韓国と様々。季節によって構成やメニューは変化するそうなので季節ごとに訪れたくなる。


お客さんにも手伝いいただきますね、と突然渡されるすり鉢やグッズも可愛らしく、秘密を共有しているようでなんとも楽しい。細部にまで楽しめるように…と設計されており、ああ…美味しいものっていいなと実感させてくれる時間でした。(詳細はネタバレにならない程度の解説でやめておきます)

次は「ビキニ」です。と、いたずらっぽい笑顔で濃厚なチーズにトリュフバターが香る1品が提供。ひとくち頬張ると濃厚さにたまらず「Kiraraka」の2009年を。これぞ、口福の味わい。エレガントなワインなのでどのお料理とも比較的相性が良いな…と思うのですが、この日のメニューの中では「ロブスターブルギニヨン」「羊飼いの晩酌」「プルコギ」が「Kiraraka」と特に相性がよく感じました。ぜひ、自分だけのお気に入りの組み合わせを探してみて。

コースのフィナーレを飾るのは、大人も夢中になってしまいそうな愉しいスイーツ。お腹はいっぱいのはずなのに楽しくてついつい体験したくなるのはなぜなのでしょうか…。


そして、ついついこの体験を人に話したくなる、共有したくなる。今から、次はいつ誰と行こうかな?とスケジュール帳とにらめっこしています(笑)

牛窪シェフ素晴らしい体験をありがとうございました!

マンダリンオリエンタル東京 タパス モラキュラーバー
東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリン オリエンタル 東京38F
03-3270-8188

https://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/nihonbashi/

ニュージーランド発、希少なヴィンテージワインを生産するシャトー・ワイマラマ

ニュージーランド北島のホークス・ベイの恵まれた大地で職人たちが繊細な手作業で希少なヴィンテージを生み出しているワイナリー「シャトー・ワイマラマ」。シャトー・ワイマラマは、日本人の佐藤茂さんがオーナーで、醸造のコンサルティングをフランス人のルドウィッグ・ヴァネロン氏が務めています。(生産しているワインは、全部4種類で「SSS」「Minagiwa」「Emigawa」「Kiraraka」)

今回ペアリングしたのはホークス・ベイの代表品種、シラー100%の「Kiraraka」の2009年のもの。


この「Kiraraka」はマンダリン・オリエンタル パリ内にあるダイニング「シュール ムジュール パール ティエリー・マルクス」* 2ツ星レストランや、パリで12軒しか認められていない最高位のホテルの称号を得た「オテル ド クリヨン ローズウッド ホテル」のダイニングでもオンリストされています。(公式オンラインショップから購入可能)職人さんが繊細な手作業でつくるワインは、完熟した果実の香りに白胡椒やシラー特有のスパイス感があり食の経験が豊富な方々にも人気とのこと。

ワインにうるさく保守的なフランスの一流ホテルのレストランをも魅了するエレガントなシラーをぜひ召し上がってみてください。7月末までならマンダリンオリエンタル東京の「タパス モラキュラーバー」にてバイザグラスで愉しむことができます。

ワイマラマジャパン
“ワイマラマ”とは、ニュージーランドの先住民マオリ族の言葉で「水面に映る月光」を意味します。ニュージーランド北島、ホークス・ベイの恵まれた大地、雄大なトゥキトゥキ川を見下ろす葡萄畑が、シャトー・ワイマラマの故郷。ワインを愛する方々に本物のクオリティをお届けするために、ホークス・ベイの自然を知り尽くした職人たちが繊細な手作業で希少なヴィンテージを生み出しています。

https://waimarama-japan.jp/

コメントを残す