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新しい旅のスタイル、リゾート列車「雪月花」に乗ってきました。

みなさんはこの秋、旅行に行かれましたか?
おひとりさまでも思いたったら旅をしてしまう私ですが、特に紅葉がきれいな季節には旅に出たい気持ちがむくむくと盛り上がってしまい、誘われるがままにフラっとあちらこちらへ旅立ってしまいます。

ちょうど、新潟にあるえちごトキめき鉄道が運航している「リゾート列車「雪月花」」という観光列車に乗ってみませんか?とお誘いを頂いたので、憧れの観光列車デビューをしてきました。とっても素敵な体験でしたので是非ご紹介をさせてください。

えちごトキめき鉄道運航のリゾート列車「雪月花」とは?

平成28年春に運行を開始した「えちごトキめき鉄道の雪月花」は国内最大級のワイドな車窓からの展望が素晴らしいと人気の贅沢な観光列車です。

料金:17,500円(おひとり)
※2号車展望ハイデッキは追加で15,000円、2名以上で利用可能

大きな車窓を通して、豊かな恵みをもたらす日本海の絶景や越後富士と称される妙高の雄大な街並み…雄大な海と山を愉しみつつこだわりの旬の食材と一流のシェフが考案した雪月花オリジナルのお食事を楽しむことができます。

雪月花の言葉の意味とは?
雪月花(せつげつか、せつげっか)は、白居易の詩「寄殷協律」の一句「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君を憶ふ)」による語。雪・月・花という自然の美しい景物を指す語である。殷協律は白居易が江南にいたときの部下であり、長安からこの詩を贈ったものである。この詩における「雪月花の時」は、それぞれの景物の美しいとき、すなわち四季折々を指す語であった。そうした折々に、遠く江南にいる殷協律を思うというのである。

音読語としては「雪月花」が用いられることが多いが、和語としては「月雪花」(つきゆきはな)の順で用いることが伝統的。
現代では伝統的な日本の美の感覚を連想させる語として、様々な場所で用いられている。1914年の宝塚歌劇団の組の花・月・雪という組分けもここから来ている。
(引用:Wikipedia

「雪月花」とは、それぞれの景物の美しいとき、四季折々を指す語ということのようです。そのため、雪月花の車体には「桜」「山」「月」「雪」の四季を表すモチーフが描かれているんですね。

えちごトキめき鉄道運航のリゾート列車「雪月花」でのお食事は?

地元の旬の食材にこだわったお食事は、地元の食材の良さを知る地元出身の一流シェフや地元の老舗割烹が地元で作ったものにこだわりメニューを考案しているのだそう。

⌘糸魚川の老舗割烹「鶴来家」の青木さん監修・調理の月コース(和食)⌘
・新潟産のスパークリングワイン フェルミエ
・ベニズワイガニのチラシ寿し(これが絶品!!)
・こくしょ/うどぶきとぜんまいの旨煮/えご練りと紅白なますの柑橘釜/ごぼうと人参の牛肉巻き/さつまいものレモン煮
・鯛の山椒焼き/いくらの茶碗蒸し/零余子の石垣玉子/ふくらのバイ貝/真鯛の身寄せ/帆立貝うに蝋焼き
・めぎすのつみれ汁
・さるなしジャムの寒天/杉田味噌醸造所の甘酒/味噌まんじゅう
・雪室珈琲 雪月花オリジナルブレンド

老舗割烹「鶴来家」(つるきや)
http://turukiyaaoki.wixsite.com
新潟県糸魚川市一の宮1-1-8*仮店舗
025-552-2233

好みに応じて追加オーダーできるドリンクも豊富にあります!
新潟といえば、日本酒!と思われる方が多いのか、皆さん結構日本酒をグビグビされていました。絶景を見ながらいただくお酒は格別ですからね。ここぞとばかりに楽しんじゃいましょう!

⌘アルコール⌘
・キリン 一番搾りプレミアム(700円)
・キリン ノンアルコールビール(400円)
・岩の原ワイン 深雪花 (ハーフボトル:2000円・グラス:800円)
・雪月花オリジナルスパークリングワイン(1200円)
・沿線の地酒 1合瓶(1000円〜)

⌘ノンアルコール⌘
・ヤマヨ果樹園 ルレクチェ西洋梨ジュース(500円)
・津南高原農産 にんじんジュース(400円)
・津南高原農産 りんごジュース(400円)
・雪室珈琲 雪月花オリジナルブレンド(400円)
・雪蓮紅茶 雪月花オリジナル(400円)
・レルヒさん 元祖スキーサイダー瓶(400円)

えちごトキめきリゾート「雪月花」の車内 徹底解説!

えちごトキめきリゾート「雪月花」1号車 展望ハイデッキ

運転席からのワイドな眺望が楽しめる1号車 展望ハイデッキは、乗客の誰もが自由に利用できます。赤い大きなソファが特等席で1番人気です。人気席なのでこちらで絶景を堪能した後は他の方に譲りましょう。撮影スポットとしても人気ですよ。

えちごトキめきリゾート「雪月花」1号車 客席

大きな窓に向かって席の配置がされている1号車は、壁は越後杉の天然ツキ板、家具は国産スギで作られています。座席のカラーはイエローとグリーンの明るい印象です。雪月花のシートの中で1番写真映えがするのはこの席!

えちごトキめきリゾート「雪月花」1号車 サニタリー

車椅子でも使いやすいサニタリーエリアは、カバ桜が優しい雰囲気。設置されているショーケースには丸い穴が空いているのでそこから覗く楽しさも。シーズンによって中は変えているそうですよ。

えちごトキめきリゾート「雪月花」2号車 さくらラウンジ

ちょっとした飲み物や日本酒、ワインなどの取り扱いをしているのが、さくらラウンジのバーエリア。個人的に観光列車にはBAR設置必須!と思っているので(笑)このBARカウンターがあるだけでグッと高級感が出ます。ここもフォトジェニックなので忘れず写真を撮りましょう。お土産や記念にぴったりな雪月花のオリジナルアイテムもこちらにあるのでチェックを忘れずに。

また注目すべきは、床。サニタリーエリア&さくらラウンジともに新潟県産の安田瓦を使用しています。瓦って床材にも使えるのですね。雪が降っても滑りにくいのが特徴なんですって。

えちごトキめきリゾート「雪月花」2号車 客室

落ち着いた配色の2号車は、向かい合う席配置で、壁はブナの天然ツキ板、家具も天然のブナ材で作られています。よく見ると座席の柄が雪と月と花の模様になっているこだわりのシートです。

えちごトキめきリゾート「雪月花」2号車 展望ハイデッキ

この雪月花でさらに極上体験をするなら、2号車 展望ハイデッキがオススメ!全4席しかない展望ハイデッキは世界的にも珍しいそうですよ。通常料金プラス15,000円(2名利用から可能*2名ならひとり7500円プラス)で利用可能ですが、かなり競争率は高めなんだそう。赤いシートが特徴的で360度回転するので絶景が余す事なく満喫できます。また、この席を予約した人だけがここからの絶景を楽しむことができます。テーブルランプが妙高山なのがすごく可愛い!

マニア向け!えちごトキめきリゾート「雪月花」の外装と装備

リゾート列車用 新造気動車 ET122系1000番台
 製造 :新潟トランシス株式会社
製造期間:平成26年6月〜平成28年3月

えちごトキめきリゾート「雪月花」車体
 空車重量:85.6t
 定  員:45人
 最大長さ:41.55m
 最大幅 :2.9m
 最大高さ:4.04m
 車体構造:鋼製溶接構造
 塗  装:銀朱色塗装(一部ラッピング)
 窓面積 :75.7㎡※1両あたりの面積は国内最大級

 最高速度:100km/1時間
 型  式: SA6D140HE-2型 ディーゼル機関
 燃  費:1.5km/l
 出  力:回転数331kw(450ps)/2100rpm(1台につき)
  ATS :P型・Ps形
 無線機 :デジタル列車無線機

 受賞歴 :グッドデザイン賞・ローレル賞・アジアデザイン賞・ウッドデザイン賞 など

ほんまちゃん

あら、なんかたくさんの賞を受賞しているすごい列車なんだね。景色を堪能するために窓面積が多いみたいだけど安全性は大丈夫なの?

ヒットミー

おお、目の付け所がいいね!最近の技術は本当に進化していてこれだけ窓があっても耐久性は全く問題ないんだよ。それに窓がいっぱいってことは紫外線も気になるところだけど、なんと紫外線透過率0.01%なんだって。遮熱性もあるから太陽で車内温度がツライ…みたいなこともなく快適に楽しめるんだよ、すごいよね〜!

※もっとマニアな情報が知りたい!という方はえちごトキめき鉄道さんのアテンダントブログがオススメ!

えちごトキめきリゾート「雪月花」の愉しみかた

13:57 糸魚川駅
午後便の出発は糸魚川駅から。東京から新幹線で来るなら新幹線の改札を抜ければすぐお隣がえちごトキめき鉄道さんの改札なので迷う!なんてことはありません、ご安心を。少し早めに改札に到着して旅の気分を盛り上げましょう。ホームに到着している雪月花の車体を思う存分写真に収めるのが雪月花ラバーの基本なんだとか。
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14:16 筒石駅(つついしえき)*9分の停車
実はこの筒石駅は日本でも有数のトンネルの中にある駅。というのも、もともと筒石駅は海沿いにあったそうなのですが、北陸自動車道の建設のために移転することになるも駅ホームを作るスペースがなくなり、トンネル内にホームを作らざるをえなくなったのだそう。駅員さんは駅のホームまでは300段もの階段を上り下りしているそうです。
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14:46 直江津駅(なおえつえき)*11分の停車
えちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインと日本海ひすいラインの2路線が乗り入れる拠点駅で、北口にはえちごトキめき鉄道の本社があるのだそう。ここの見所は「ゼロ・キロポスト」のある2番線とJR東日本駅弁味の陣にて駅弁大将軍に選ばれたという「鱈めし」駅弁の立売り。帰りの新幹線のお弁当をこちらで買っておく、というのもいいかもしれません。地元の特産物の販売も。
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15:26 二本木駅(にほんぎえき)*15分の停車
新潟県内の鉄道駅として唯一、スイッチバック式の構造が残る駅がこちらの二本木駅。付近が急勾配になっているため一気に登ることができず1911年(明治44年)の駅開業時にスイッチバックが採用されたそう。現在は旅客列車の電車化などでスイッチバックの必要性は希薄となったものの、構内に専用線が設けられていた関係から現在に至るまでその構造が維持されています。雪国ならではの構造がとても面白くガイドツアーも開催されるのでぜひ参加してみてください。駅舎もレトロでかわいいですよ。
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16:01 妙高高原駅(みょうこうこうげんえき)*18分の停車
冬場はスキー・スノーボード等のウインターレジャーで人気、夏場は豊かな緑に囲まれるリゾート地として人気の街が妙高高原駅です。雪月花を利用されている方はこちらで下車して1泊して帰る方も多いようですよ。駅前にあるお土産やさんのブルーベリージャムは手作りで美味しいと人気とのこと。(停車時間を利用して駅前のお土産やさんにも立ち寄れます)
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16:47 上越妙高駅(じょうえつみょうこうえき)
雪月花の終着駅がこちらの上越妙高駅です。JR東日本・JR西日本の北陸新幹線と、在来線のえちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインの2路線が乗り入れされているため、ここからの移動が便利です。ここから新幹線に乗り東京までは約2時間と想像以上に近いです。

えちごトキめきリゾート「雪月花」はお土産付き

帰り際に、乗車アンケートともに渡されたのが、「雪月花オリジナルブレンド ドリップコーヒーパック」と地元で人気のカステラのセットのお土産です。卵の味わいがしっかりとした美味しいカステラは帰りの新幹線の中でいただきました♡ 旅の思い出にもなるこういったお土産はとても嬉しい。ちなみにこちらのお土産も季節によって変わるそうですよ。

えちごトキめきリゾート「雪月花」は季節によって内容が変わります!

私が乗車したのは「通常便」でしたが、冬期特別便(12月~2月に運航)には「12月のカニコース(能生漁港とかにや横丁)」「1-2月の新井コース(雪国体験かんずりと酒蔵見学)」「1-2月の高田コース(高田雁木通りと百年映画館)」「クリスマスイブコース」など様々な内容となっています。

新潟名物かんずりの雪さらしと君の井酒造の老舗酒蔵見学がついた「新井コース」が気になっています。というのも、この新井コースは北国街道の宿場町”新井”で下車し、バスでかんずりの雪さらしと老舗酒蔵見学に行けるので雪月花とバス観光がセットに。新井駅では特設販売コーナーにて伝統のスゲわら細工の実演販売やお買い物が楽しめる雪国・新潟をトコトン楽しめるお得なコースなのです。

が、すでに今年度の予約はいっぱいだそうです。ほかのコースも残席僅かとのことなので予約は早めがよさそう。日本酒の酒蔵見学に雪の上に並んだ唐辛子がなんとも写真映えしそう!
*かんずり:地元産のとうがらし、糀、柚子、食塩を原材料に作られた香辛調味料です

(※画像はえちごトキめき鉄道さんからいただいたもの)

えちごトキめきリゾート「雪月花」の注意点

・運行は年末年始を除く土日祝日のみ
・予約は毎月1日に4ヶ月先の運行スケジュールをWEBで発表し予約を受付します
・車内および途中停車する駅ホームで販売する駅弁を除いて飲食物の持込はNG
・車内のお食事は持ち帰りNG
・座席指定はできません
・途中で停車あり、列車から降りて参加するもしないも自由です
(停車時間を過ぎると出発するので時間管理はしっかりとしましょう)

あっという間の2時間50分の憧れの観光列車デビューでしたが、想像以上に新しい発見がありました。観光列車は途中駅でも停車し駅構内の観光案内ツアーがあること、想像以上の美味しいお食事が用意されていること、ゆったりとした席配置でとても居心地が良いこと。バーカウンターを始め豪華な造りはまるで動く老舗ホテルのような豪華さときめ細やかなサーヴィスで思い出に残る旅となりました。

海外旅行が当たり前のものになった今だからこそ、旅の選択肢というのは広がってきていて豪華客船や豪華な観光列車というまだ多くの人が体験していない旅のかたちを体験することができたこと、は旅の研究家としてとても良かった。東京からも2時間と近いので両親の記念日に美味しいものを食べつつ連れてきてあげたいなぁ。もちろん日々頑張っているご褒美として友人4人で豪華列車の旅をするというのも向いているかと思います。ぜひ記憶に残る素敵な時間を体験しに雪月花に乗車してみてくださいね。

リゾート列車「雪月花」
えちごトキめきリゾート雪月花予約センター
025-543-8988(受付:月~金 10:00~17:00)

{SPECIAL THANKS, えちごトキめき鉄道}
※えちごトキめき鉄道様よりご招待いただきました!

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