【まとめ】香川県「豊島」行くべきスポット
今回の旅行で1番楽しみにしていたのが「豊島」。特に「豊島美術館」には絶対行きたい場所にリストアップしていました。
今回の目的「豊島美術館」は、瀬戸内海を望む丘の中腹にあり広さ約40×60m、高さ4.3mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造にぽっかりと穴がふたつ空いており、訪れた人にしかわからない世界観を持っています。この豊島美術館はアーティスト「内藤礼」氏と建築家「西沢立衛」氏がタッグを組んで創られています。
◆豊島ってどんな場所?
面積:14.5km
人口:768人
推奨滞在時間:6〜8時間
☞島内には民宿が数軒あります
豊島は豊かな土壌や漁場に恵まれ古くから人々が暮らしてきましたが、1978年から13年に渡り、海岸に産業廃棄物が大量に不法投棄されました。さらに野焼きを行ったことにより健康被害が相次ぎました。2000年に公害調停が成立しました。なお、持ち込まれた産業廃棄物は14年かけて運び出され、直島に運び出され焼却・溶解されています。なお、今も汚染地下水の無害化処理が続いているという面も。
なお、豊島美術館は人口不足により休耕田の棚田だった場所に2010年に完成しました。美術館建築をきっかけとして美しい棚田も地元住民と共に再生させています。人気の美術館でアートを目的に何度も訪れる人が絶えない場所でもあります。
◆アーティスト・内藤礼さんとは?
内藤礼
https://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html
1961年広島生まれ。主な作品・展覧会・プロジェクト=2009 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している(神奈川県立近代美術館 鎌倉、神奈川) / 2007 母型(下山芸術の森発電所美術館、富山) / 2002 地上にひとつの場所を/Tokyo2002(ライスギャラリーby G2、東京) / 2001 家プロジェクト「きんざ」(ベネッセアートサイト直島、香川) / 1997 ヴェネチア・ビエンナーレ(イタリア)
豊島 家浦港 の周辺案内
まず宇野港から豊島(家浦港)へ。
港のすぐ横にはお土産やさんやレンタサイクルが並んでいます。
ちなみにレンタサイクルは予約で完売しており、歩くかバスの2択…。
バスだと待ち時間が多くなってしまうので「レンタサイクル」が一番良い選択肢だと思いました。
バスに乗ったら「豊島美術館前」で降り、歩いて数分で到着します。
豊島美術館は、豊島の中でも絶景ポイント。美術館以外にも撮影の時間を取りましょう。
豊島の行くべき場所①「海へ飛び込む道」
豊島美術館の横にある道は棚田ができるほどの勾配があり、観光客には「海へ飛び込む道」と呼ばれている絶景および撮影スポット。自転車の姿を撮影したり、歩いている姿を撮影するのが定番です。
(道路には、自転車が走る場所が記されていますし、道路なので車に迷惑にならないよう気をつけましょう)
豊島の行くべき場所②「豊島美術館」
入口の横には、自転車置き場も。
チケット売り場でチケットを提示します。なお、チケットはネット購入が可能です。
この美術館にはアートがひとつしかなく内藤礼の「母型」のみ。
一日を通していたるところから水が湧き出す「泉」や開口部からの「光や風、鳥の声」時には「雨や雪や虫」たちなど自然全体がアートに。建築家・西沢立衛氏の建築も素晴らしく今回、最もお気に入りの美術館・美術作品でした。
島の美しが満喫できる立地に贅沢に創られたアート。美しい建築…。最高でした!
次回はぜひこの島で1泊して他のアートも満喫したいと思います。
(今回は予定していた船便が欠航になり、他のアートがみられなかったことが残念でした)
土地があるので、直線の道もできたはずなのにあえて湾曲させて道を作るところが好き!あまり撮影している人は少なかったけど、この撮り方はオススメ!
豊島レモンサイダーは映えと水分補給に◎。
天気の良い日には、絶景を眺めながらぼーっとするのが最高すぎました。
おまけ:バス停の超小さい傘でパチリ
バス停には謎の小さい傘が…。雨や日傘ではなさそうな(笑)
可愛かったのでバスの待ち時間に撮影してみました!