CZECH(チェコ共和国)

【初めてのチェコ旅】ミクロフ パーラヴァぶどう収穫祭(Palavske vinobrani)でしたい5つのこと

今回のテーマは9泊7日の「ミクロフワイン感謝祭とチェコの歴史を巡る旅」。というのも3日続くワイン祭りを満喫するため、チェコ到着後2泊をここミクロフで過ごします。このお祭りに参加することが今回の旅の目的でもあります。

ちなみにチェコ・ワインに使われているブドウは、寒冷地適応品種でドイツと同じように収穫できるのは白ぶどうが多いため85%程度が「白」で、赤ワインは残りの15%ほどなのだそう。従ってチェコでワインを飲むなら「白ワイン」が個人的に断然オススメです。チェコへ来たら断然、白ワインを選びましょう。

パーラヴァぶどう収穫祭(Palavske vinobrani)ですべきこと① この時期にしか飲めない幻のワイン「ブルチャーク」を飲む

チェコではビールが有名ですが、実はワインもとても美味しいって知っていますか?近年ではフランスやイタリアと肩を並べるくらいコンペティションで競うレベル。そんなチェコ・ワインの主要な産地はモラヴィア地方なのですが、中でもミクロフは名ワインが作られている場所。そんなミクロフでは1年に1回ワインの収穫祭が開催されており、チェコで人気の「ブルチャーク」*ワインになる直前の飲み物が楽しめるお祭りです。

なお、ブルチャークは発酵途中のぶどうジュースのことで、ワインになる少し手前の飲み物です。発酵2−3日程度のもので扱いがとても難しいこと、秋(8月中頃から9月中頃まで)限定ということでここワインの産地ミクロフで飲むのがオススメです。なお、ブルチャークは発酵の途中のため保存している間にも発酵が進みガスが出て来るため、うっかりペットボトルの蓋をきっちり締めてしまうと、ガスが中に溜まってしまい何かの弾みに爆発することも(恐怖)蓋はきっちり閉めず緩めにするか5分おきに蓋を開けてガスを逃してあげましょう。

見た目はワインと違い、少し濁っているのが特徴。味は生産者によって味にバラツキはありますが、濃厚なリンゴジュースやブドウジュースをヤクルトのように発酵をさせたような味。アルコールは意外と高めで5%ほどです。

価格は、200mlで30〜40CZK(180〜240円)、1500mlで130〜150CZK(780〜900円)とお手頃価格です。チェコはヨーロッパの他の国と比べて物価が安くとてもお得な国なのです。

パーラヴァぶどう収穫祭(Palavske vinobrani)ですべきこと② 祭の期間限定、屋台で食べ歩き&飲み歩き

「パーラヴァぶどう収穫祭」では入場券の購入が必要です。街頭エリア外で楽しむには必要ありませんがここまできたらぜひ入場券を購入して楽しんでしまいましょう。期間中はお城への入場料も含まれているので結果としてお得かです。入場券はイベントエリア入口に販売用のテントがありそこで購入可能です。

パーラヴァぶどう収穫祭開催日程:2018年9月7日(金)〜9月9日(日)
2018年9月7日(金) 400CZK
2018年9月8日(土) 500CZK
2018年9月9日(日) 250CZK
✴︎3日通し券 650CZK

もし1日しか参加できない!という場合には土曜日に参加するのがおすすめ。断然土曜日が盛り上がりますし、来場者数も多く楽しいです。

ミクロフで愛されている食べ物、チーズは屋台でぜひ食べてみましょう。こちらのチーズはプロセスチーズのように弾力があるもので少し温めて、パンにのせていただきます。ジャムをのせたり、そのまま食べたりと好みに応じて楽しむようです。私はそのまま食べるのが好きでした。

お祭り期間中は豚の丸焼きを焼いていたり、飲食店前でもブルチャークを販売したりといつもの街が華やいでいます。お祭り時期以外はもう少し静かな街なんだそうで、このお祭りの時期にくると街の印象が変わるよ!と言っていました。お店ごとにブルチャークの味が変わるので比較しながら飲み歩くのが楽しい。

パーラヴァぶどう収穫祭(Palavske vinobrani)ですべきこと③ ローカルのようにワイン片手にミクロフ城の庭から夕陽を眺める 

冬が長いチェコでは夏は太陽を浴びられる貴重な時期。みんなあちらこちらでワイン片手に日向ぼっこをしています。夕陽を眺めながら家族や恋人、友人たちと時間を過ごすのだそう。ワインを飲みながらみんな陽気にゆっくりと時間を過ごす様子は毎日をバタバタと忙しく過ごす私たちにとっても、改めて時間の過ごし方を見直すきっかけになりました。

それぞれの国や街で暮らし人々の生活や性格を知ること。これぞ、旅をする楽しさでもあります。リラックスして過ごせた時間はこの旅で1番の記憶に残る思い出になりました。

パーラヴァぶどう収穫祭(Palavske vinobrani)ですべきこと④ 言葉が通じなくたって関係ない!とにかく話しかけて地元の人に絡むべし 

ミクロフの街ではみんな片手にワインやブルチャークを飲んでいるせいか、国民性なのか、なぜか陽気でとても親切。この食べ物はどこで買ったの?とか〇〇に行きたいんだけど?と聞くとその場所まで連れていってくれたり、手に持っているワインをマイグラスになみなみと注いでくれたり。ここでは人見知りせずにガンガン話しかけるべし。話しているとさらに奥の人が絡んできてとても楽しい。小さい街だからなのか、みんな顔見知りのようで仲良し。温かい気持ちになりました。

パーラヴァぶどう収穫祭(Palavske vinobrani)ですべきこと⑤ 聖なる巡礼の丘ホーリーヒル(HolyHill)でワインを飲む 

チェコらしい町並みはここで撮影するのがベストでした!フォトジェニックスポットとしても有名なので気合いを入れて撮影に臨みましょう。

まずは街でブルチャークをペットボトルに入れてもらい、聖なる巡礼の丘ホーリーヒルへ向かいます。街中でワインとともにワイングラスも販売しているのでぜひワイングラスも持って行きましょう!街の中心地から丘の上までは徒歩30分ほど。歩きづらい道なのでスニーカー必須。ヒール付きだとかなり厳しいのでスニーカー絶対必要です。

このお祭り時期には、丘の上でワインが振る舞われたり普段はオープンしていない教会の中に入れたりするので、よりミクロフの魅力を感じられる時期なのかも。もうミクロフ来るならこの時期がベストと断言します!

この後、別々のルートを巡る旅友とこれからの旅の無事を祈って乾杯!
ミクロフと最後の街プラハで出会うまではしばしの一人旅ですが、自分なりの旅を楽しみつつプラハでいろんな話ができるといいね…と言いながら貴重な3人の時間を楽しみました。結局この街がマイベストチェコシティとなりました!
またぜひこの時期にこの街へ再訪したい!と心に誓いました。

ほんまちゃん
なかなか楽しそうなお祭りだね〜!お祭りを楽しむためのポイントってあるの?

ヒットミー
そうだね、屋台はキャッシュがほとんどなので現金を多めに用意すること、足元はスニーカーがベスト、マイワイングラスを持って行くことかな?

ほんまちゃん
なるほど!わたしもワイン祭りに行ってみたい!

ミクロフ パーラヴァぶどう収穫祭(Palavske vinobrani)
http://www.czechtourism.com/jp/e/palava-grape-harvest/

開催日程:2018年9月7日(金)〜9月9日(日)
2018年9月7日(金) 400CZK
2018年9月8日(土) 500CZK
2018年9月9日(日) 250CZK
✴︎3日通し券 650CZK

{Special Thanks,Czech Tourism}
今回の旅は、旅費宿泊費の一部をチェコ政府観光局にサポートいただいております

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