本郷三丁目 奇跡のコラボレーションが実現した「廚菓子くろぎ」
OPEN当初から気になっていた、「廚菓子くろぎ」さん
GWは近場で過ごそう。と決めていたので、以前から気になっていたけれど
訪問できていないお店や場所を中心にまわりましたが中でもよかったのがこちらのお店です。
廚菓子くろぎとは?
食通たちをうならせている懐石・会席料理の名店「くろぎ」の姉妹店。
くろぎでは、食後に出てくるお菓子がとても評判ということもあり、
菓子専門店をOPENされたのだそう。
このお店の特徴を簡単にまとめると、
ミシュラン星獲得シェフ黒木純さんが手がける極上の「和菓子」と
大塚朝之さんによるこだわりの和菓子に合う猿田彦珈琲の「珈琲」
日本を代表する建築家で、東大教授でもある隈 研吾さんの「建築」
そして、東京大学の本郷キャンパス内にお店があるというの奇跡のようなお店なのです。
廚菓子くろぎのウェブページではこんな風に紹介されています。
料理屋が生み出す今までに無い、和菓子の進化。
「廚」の意味でもある「職人の手仕事」一つ一つをお客様にお伝えしたい。
本家くろぎの「料理屋の和菓子」とは何かを考えたとき、臨場感あふれるステージに、職人たちの様々な思いを込め、目の前のお客様に作りたての最高の状態で美味しさを提供したい、それが「くろぎらしさ」なのではないかと考えました。「和菓子」とは何か、「真の甘味」とは何か、言葉の意味を五感で味わえるような「くろぎのおもてなし」をお伝えしたいと考えます。
数多くの歴史ある日本文化の一つでもある「和食」が世界無形文化遺産に登録され、にわかに和食職人が注目をあびる中、伝統ある和菓子職人も評価されるべきではないかと考えます。伝統としてつちかってきた職人の技と想いは、将来に残していく日本の財産であると共に、より良い挑戦を待っているかのようにも感じます。
本家くろぎの料理屋としての「和菓子の進化」への追究と、恵比寿に構える猿田彦珈琲が織り成す「和菓子に合う日本の珈琲」の提供、この新しい取り組みこそ「和菓子の発展」の一つと考えています。
スタッフ一同心よりお待ち申しております。
(引用:廚菓子くろぎ WEB)
廚菓子くろぎの予約システムは?
GWのせいか、おやつタイムの時間のせいか、待ち時間は1時間ほどとのこと。
入口のスタッフに連絡先と名前を伝えると順番になったら電話をくれます。
わたしは100円ショップで買い物をして時間をつぶしました。
この100円ショップの品ぞろえが独特でかなり楽しめました。
1番人気の「わらび餅」をオーダーしてみました
人気メニューは、
①わらび餅(飲み物付) 2,200円
②くずきり
③かき氷
ということで、まずは人気のわらび餅をお願いしました。
待ち時間は約10分ほどでやってきました。
作りたての絶品和菓子はぷるんとした食感がここちよく、この時期にぴったり。
絶品の黒蜜、きな粉、抹茶糖と様々な味を変えて頂けるのもうれしいです。
以前なら、くろぎで懐石を頂かないと食べられなかったわらび餅が
こんな風にいただけるなんて…。最高です。
お盆の上には、さりげなくカーネーションが。
これだけで、なんだか心が安らぐから不思議。
こだわりの和菓子に合う猿田彦珈琲の「珈琲」が自慢のお店ではありますが、
やっぱり和菓子には抹茶を合わせたい…ということでお抹茶を選択。
メニューにはコーヒーしか記載がないのですが、お願いすれば抹茶もオーダー可能です。
ただし、コーヒーを想定して構成を決められているせいか
抹茶糖と味がかぶるような気もしました。次回はコーヒーにチャレンジしてみようかな。
店内では、かき氷+ラテ系の珈琲をオーダーする方が多かったのが不思議でした。
若い子が多いので、お腹を満たすためなのかもしれませんね。
テラス席がここちよい季節になってきました。
隈 研吾さんの個性的な「建築」を愉しみながら美味しい和菓子を頂き
ゆっくりとした時間を過ごすのにピッタリです。
廚菓子くろぎ の最寄駅は本郷三丁目駅・湯島駅・御徒町駅
公式に紹介されているのは、本郷三丁目駅ですが、実は湯島駅・御徒町駅も歩ける距離
・丸の内線/大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩5分
・千代田線 湯島駅 徒歩10分
・JR山手線/京浜東北線 御徒町駅 徒歩15分
湯島駅・御徒町駅から向かう場合の目印は、湯島天満宮から本郷三丁目へ向かうとわかりやすいですよ。
ぜひ気持ちの良い季節にお散歩がてら和菓子を愉しんできてくださいね。
廚菓子くろぎ
http://www.wagashi-kurogi.co.jp/
東京都文京区本郷7-3-1
国立大学法人 東京大学 本郷キャンパス春日門側
ダイワユビキタス学術研究館1階
TEL:03-5802-5577