KANAGAWA(神奈川)

箱根 本箱|本屋でも図書館でもなく、旅館でもない宿

ニューノーマルなライフスタイルってどんなものなのでしょう。
まさか海外に旅行に行けない時が来るなんで想像もしていませんでした。とは言え、変わっていく日常も自分らしく、楽しく過ごしたいと向かったのは「本のある暮らし」を提案するライフスタイルホテル「箱根本箱」。1.2万冊の書籍と絶品自然派イタリアン、源泉かけ流しの温泉(もちろん全室温泉露天風呂付き)の宿です。

「箱根本箱」チェックイン&チェックアウト

箱根本箱のチェックインは15:00、チェックアウトは11:00です。
ほんと一緒にゆっくり過ごす方が多いので時間通りの滞在が多く15:00/11:00は少し混み合います。事前にチェックアウトをしておくこともできるので朝食後に計算をお願いしておくとスマートかもしれませんね。
すぐにお部屋に入れますし、時間通りでも気にはなりませんでしたが、アーリーチェックイン(14:00)、レイトチェックアウト(12:00)のオプションサービスをそれぞれ2,000円(税別)で受付しているようなので検討してもいいかも。

「箱根本箱」ロビーエリアは?

新刊と古書、洋書あわせて約1.2万冊もの本棚がロビーのど真ん中に設置されています。小説や料理本、写真集などバランスの良いセレクトで自分に合う1冊どころでは済みません(笑)気になるものが多く、気がつくと持ち運べないくらい。子供の頃、図書館に初めて出会ったあのワクワク感を思い出しました。

しかも図書館にはない、「わたしの選書」=“あの人の本箱” と名付けられた著名人がセレクトした本箱がそこかしこにあります。誰かのオススメ本が覗けてしまう面白さがあります。

「箱根本箱」Room TYPE2 : 2階 マウンテンビュー・ハンモックツインのお部屋

宿泊したお部屋は、マウンテンビュー・ハンモックツインのお部屋です。
もともと書籍流通大手の日販の保養所「あしかり」をリノベーションして作られたというバックグラウンドを持つため高級旅館のようにものすごく広い、とか豪華さはありませんがシンプルで居心地が良いです。ベッドの上に置かれた部屋着は施設内で着用も可能で、小さなバックが移動時に便利でした。

玄関が少し狭いので、大きな荷物だと少しまごつくかもしれません。玄関手前は洗面所とトイレが配置されていて、壁を挟んでベッドルーム、さらにガラスを仕切りにして温泉とシャワールームとなっています。
またベッドルームにはそれぞれの部屋ごとに異なる方がセレクトした本箱があります。ちょっと小腹が減った時には小さなクッキーお煎餅などが用意されています。

【アメニティ類】
館内着(オーガニックコットン)、冷蔵庫、湯沸かしポット、お茶、セイフティボックス、懐中電灯、タオル類(バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオル)、ドライヤー、ハンドソープ、シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、クレンジング、化粧水、保湿クリーム、コットン、綿棒、ヘアブラシ、ヘアゴム(女性用)、カミソリ(男性用)、歯ブラシ

「箱根本箱」自然派イタリアンの夕食

箱根本箱では、箱根発のローカルガストロノミーをテーマに自然派イタリアンが頂けます。洗練された空間と個室も完備されていました。
フードディレクターはミラノのミシュラン人気店「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」や弘前の「オステリアエノテカダ・サスィーノ」にて経験を重ねた佐々⽊祐治氏が担当されています。佐々木氏は自遊人のコンセプトに感銘を受けて入社されたとのことです。
とてもモダンで洗練されたお食事たちはフルコースでしっかりと食べたい派には不向きかもしれませんが美味しいものを少量で、とかヘルシーで体に優しいものを頂きたいという方にはぴったりだと思います。ワインリストが残念なのですが抜栓料をお支払いすればお気に入りのワインを持ち込むことができるそうなのでこだわりのある方は持ち込みがオススメです。

「箱根本箱」の朝食

朝食はボリューム少なめなので男性だと少し物足りないかもしれません。
女性にはちょうどよく私にはぴったりでした。野菜はこだわりの地産地消野菜なのでしっかり野菜の味が感じられ朝から清々しい気持ちに。
ここでいただいたにんじんジュースが美味しすぎて感動しました!

箱根本箱
http://hakonehonbako.com/
〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320−491
TEL: 0460-83-8025

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