
週末020 ダイナースクラブイベントで、食事に知識をプラスする
前回がとても楽しかったので、またまた
イタリアンレストランウィーク開催記念ダイニングイベントへお邪魔してきました。
今回は、北イタリアのアルト・アディジェ地方はオーストリアの南にあり
古代からイタリアと中央ヨーロッパを結ぶ交通の要所として
数々の文明が交差してきた場所。
アルト・アディジェ地方の
テジモ村にあるヴェルソアルンと呼ばれる巨大なブドウの樹は、
世界一古く(推定樹齢 350 年)世界一大きな(約 350 ㎡に根が広がっている)
ブドウの樹とされています。
このブドウの白ワインは生産数が少ないため、
世界でもほんの一握りの方しか飲むことができないとのこと。
実際、国内以外に持ち込んだのは世界ではじめてなのだそう。
ダイナースのTOPの滑らかな日本語の挨拶からはじまり
優雅なお食事のスタートです。
彼は、イタリア人なのだそうで
おそらくその人脈もあって、今回の会が開催されたのでしょう。
やはりイタリアにかける想いというのは、
海外で暮らすと強くなるのではないかな?と思います。
ヴェルソアルンを管理するトラウトマンスドルフ城庭園の
マーケティング・ディレクターであるハイケ・プラッター女史が来日し
ワインジャーナリストの宮嶋勲氏とともに、
この神秘的なワインをご紹介いただきました。
ワインジャーナリストの宮嶋勲氏、ワインの歴史的背景のみならず
ヨーロッパにおける歴史背景も熟知されていて
お話がとても深い!ヨーロッパでは、宗教・食・歴史というのは
密接にかかわっているため深い教養が必要になるのだなぁと改めて感じました。
ちなみに、英語・フランス語・ドイツ語すべてを話されていました・・・。
しかもワインジャーナリストとは!上には上がいるのですね。とほほ。
じゃ、じゃーーん!こちらが世界一古く(推定樹齢 350 年)
世界一大きなブドウの樹からつくられた白ワインです。
繊細な果実味を持ち、酸がしっかりとしたフレッシュなワイン。
数百年の重みを考えると、しっかりとした味わいなのかしら?
と思っていましたが、まさかの繊細さ、すっきりさ。
今回のワインに合うお料理は、アルマーニ リストランテが担当され
イタリアらしい美しい空間で、おいしい食事を満喫しました。
お食事ごとに合うワインが紹介され、イタリアの歴史や文化を
楽しくお勉強できる機会って、とても食事を深いものにしてくれます。
パートナーや家族、友人とわいわいと頂くお食事もいけれど
時々こうやって、歴史と食事について学ぶと自分の幅が広がって
人生が豊かになると思います。
1度知ってしまうと、
なんで今まで思いつかなかったんだろう?と思えてくるくらい
いいアイディアだと思います。
今日のメニューの中で一番好きだったのは、パスタ。
ダイナースクラブ イタリアン レストランウィーク 公式サイト
2014年10月25日~2014年11月9日
※残念ながら今年はおしまい!また来年もぜひ開催して欲しい!
2014年10月25日から始まるイタリアン レストランウィークでは、
2014年11月9日までの約2週間限定でランチ2,000円~5,000円
ディナーは5,000円~10,000円で楽しめました。