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【まとめ】ヨコハマトリエンナーレ2017へ行ってきた

8月から開催されているヨコハマトリエンナーレ2017。絶対に行きたい!けれど、混んでいるかな?ということで様子を見ていました…。が9月の3連休最終日、いいお天気だったこともありいざヨコハマトリエンナーレ2017へ!見どころたくさん、満足感いっぱいの愉しい1日になりました。メイン会場は3つに分かれているので、情報をうまく収集して活用すれば快適に回れるはず…。実際にヨコハマトリエンナーレ2017に行ってみて気づいたことや、お気に入りの作品なんかをご紹介したいと思います。これからヨコハマトリエンナーレ2017に行くよ!という方はぜひチェックしてみてくださいね。

ヨコハマトリエンナーレとは?

横浜トリエンナーレは、3年に1度開催される現代アートの国際展です。タイトルの[島][星座][ガラパゴス]は、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワードです。いま、世界はグローバル化が急速に進む一方で、紛争や難民・移民の問題、英国のEU離脱、ポピュリズムの台頭などで大きく揺れています。 ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」では、「接続」と「孤立」をテーマに、相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況について考えます。
本トリエンナーレでは、アーティストを厳選し、その多くが複数作品を展示することで、小さな個展群が緩やかにつながり、星座あるいは多島海を形作るように展覧会を構成します。また、幅広い分野の専門家が参加する公開対話シリーズ「ヨコハマラウンド」を通して討論を重ねます。視覚と対話の両面から深くテーマを掘り下げ、「議論」や「共有・共生」の機会となることを目指します。先行きの見えない複雑な時代に、人間の勇気と想像力や創造力がどのような可能性を拓くことができるのか。 多くの人々とともに考え、開国、開港の地・横浜から新たな視点を発信します。
(引用:ヨコハマトリエンナーレ2017 公式WEB

ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」
http://www.yokohamatriennale.jp/2017/
開催期間:2017/8/4(金)‐ 2017/11/5(日)
開催時間:10:00 – 18:00 (最終入場17:30)
開催場所:横浜美術館/横浜赤レンガ倉庫1号館/横浜市開港記念会館 地下

ヨコハマトリエンナーレ、チケットの種類と購入可能な場所

ヨコハマトリエンナーレ2017の鑑賞券はザックリ言ってメイン会場3つを会期中1回ずつ入場できる「ヨコハマトリエンナーレ2017鑑賞券」とヨコハマトリエンナーレ2017鑑賞券に同時期に近隣で開催される2つのアートイベント【BankART Life V・黄金町バザール2017】も鑑賞できる「セット券」の2種類が発売されています。各3会場の販売所でも購入できますし、公式オンラインチケットや横浜市内文化施設・店舗等でも購入可能です。

ちなみに私はヨコハマトリエンナーレのチケットを当初オンラインでの購入を考えたのですが、オンライン購入しても引き換えが必要だったため、横浜美術館のチケットカウンターで購入しました。3連休最終日でしたが待ち時間もなく数分で購入できたので、購入したけど行けなかった…なんてことにならないよう当日会場での購入をオススメします。会場が広いので人はたくさんいるけれどチケットカウンターは混んでいないのかもしれませんね。また開催から1ヶ月ほどたっていたというのもあるのかもしれません。

■公式オンラインチケット
http://www.e-tix.jp/yokohamatriennale/

「ヨコハマトリエンナーレ2017鑑賞券」
一般:1,800円
大学・専門学校生:1,200円
高校生:800円
中学生以下:無料

ヨコハマトリエンナーレ2017「セット券」
一般:2,400円
大学・専門学校生:1,800円
高校生:1,400円
中学生以下:無料

決済方法: クレジットカード決済
利用可能カード: VISA / MASTER CARD / JCB

ただし、公式オンラインで購入しても【横浜美術館会場チケットブース】まで持っていき、チケットと引換えが必要です。(本券のままでは入場できません)

{ヨコハマトリエンナーレ2017 のチケットを購入可能な場所一覧}

{横浜市内}
・BankART Studio NYK
・黄金町アートブックバザール
・YCC ヨコハマ創造都市センター カフェオムニバス
・THE BAYS
・チケットポート横浜店(横浜ポルタ内)
・J・マーケット(横浜市内各店)
・横浜にぎわい座
・ロイヤルウイング

{駅}
・横浜市営地下鉄線
・相鉄線
・みなとみらい線
・JR東日本線
・東急線

{プレイガイド等}
e+(イープラス)
CNプレイガイド
JTBエンタメチケット
セブンチケット
チケットぴあ
DMM.E
ローチケHMV(ローソンチケット)

チケット購入できる全LISTはこちらをご確認ください
http://www.yokohamatriennale.jp/2017/ticket/index.html

ヨコハマトリエンナーレ、どこから回るべきか?

わたしのオススメは、ズバリ「横浜美術館」から巡り、巡回バスで「横浜赤レンガ倉庫1号館」へ移動し、徒歩で「横浜市開港記念会館 地下」へ行くコース。というのも、横浜美術館は最寄駅が「みなとみらい駅」からすぐそばだから。ヨコハマトリエンナーレはとにかく歩くので、無駄な移動は体力の消耗につながるため可能な限り最寄り駅を活用したほうがいいかと思います。巡回バスも本数はそんなに多くないけれど、普通の都バスと同じ大きさのバスなのでかなり多くの方が乗れます。待っても乗った方がオススメですよ。

ヨコハマトリエンナーレ、横浜美術館のアクセス

横浜美術館
http://yokohama.art.museum/
横浜市西区みなとみらい 3-4-1

みなとみらい線「みなとみらい駅」3番出口から徒歩3分
JR線および横浜市営地下鉄線「桜木町駅」から<動く歩道>利用 徒歩10分

ヨコハマトリエンナーレ、横浜赤レンガ倉庫1号館のアクセス

横浜赤レンガ倉庫1号館
http://akarenga.yafjp.org/
横浜市中区新港1-1-1

みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」徒歩6分
JR線および横浜市営地下鉄線「関内駅」または「桜木町駅」徒歩15分

ヨコハマトリエンナーレ、横浜市開港記念会館 地下へのアクセス

横浜市開港記念会館 地下
http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/
神奈川県横浜市中区本町1-6

みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩1分
JR線および横浜市営地下鉄線「関内駅」徒歩10分

ヨコハマトリエンナーレ2017 展示場所:横浜美術館 のお気に入り作品

作者名:マーク・フスティニアーニ(Mark JUSTINIANI)
作品名:穴

建物の中に隠されていた秘密の場所が突如現れたかのような錯覚を起こす作品を多く作成している作者は、時間や場所を超えて”どこか”へ連れて行ってくれる。子供のころに憧れたドラえもんのタイムマシーンがこの先にありそうな気がしてしまったほど。底の見えない怖さはあるもののなぜか吸い込まれてしまいそうな魅力にあふれている。

作者名:マーク・フスティニアーニ(Mark JUSTINIANI)
作品名:トンネル

建物の中に隠されていた秘密の場所が突如現れたかのような錯覚を起こす作品を多く作成している作者は、時間や場所を超えて”どこか”へ連れて行ってくれる。すでに紹介した「穴」と同じ作者のものだが、こちらはどこかに繋がっているようでどこにも繋がっていないトンネル。先の見えなさは同じなのにこちらは入るのをためらうような怖さを感じた。

作者名:マウリツィオ・カテラン(Maurizio CATTELAN)
作品名:無題

美術界の定説や常識を覆す辛辣かつユーモラスな作風で知られている作者。真っ白い壁にポツンとつりさげられたカテランの分身が孤独を感じさせる。どこからも圧倒的な孤独感が漂いなにかにとらわれているようにも感じる。一方で、つりさげられた人形は愛嬌があり表情も悪くない。人形が置かれた場所が違えばまったく異なる印象を持っただろう。

作者名:マウリツィオ・カテラン(Maurizio CATTELAN)
作品名:スペルミニ

美術界の定説や常識を覆す辛辣かつユーモラスな作風で知られている作者。前出のひとりぼっちな作品に比べるとこちらはたくさんのカテランの顔が並んでおり生命力にあふれている。圧倒的な存在感を感じるほどだ。見る者の記憶→印象に残る対比も絶妙な作品。

作者名:マップオフィス
作品名:色覚障がいのための島

島や海岸線に暮らす人々、その環境や生態系にかかわるフィールドワークを続けながら、分野横断的な視点から島・領海・境界・自治などについて研究を続ける2人組ユニットによる作品。石原式色覚検査表から着想して、ピンクと緑のウニの殻を円形の台の上に並べ置き、69 という「陰陽」の太極図を想起させる文字を浮かび上がらせています。

作者名:パオラ・ピヴィ(Paola PIVI)
作品名:I and I (芸術のためにたちあがらねば)

動物をモチーフに作品制作をしてきた作家は、活動の拠点をアラスカへ移してから熊に注目した一連の作品に取り組んでいます。北米では古来神聖視されてきたという熊は、本作では世界の多様性と差異を示す存在であるかのように、それぞれの熊がユーモアあふれるタイトルと色鮮やかな羽で覆われています。しかし、題にあるように芸術のためにたちあがらねばという題から作者が何を伝えようとしているのか?は一考の余地がありそうです。

作者名:アン・サマット(Anne SAMAT)
作品名:部族の曾長シリーズ

暗い展示室の中に輝くような照明を浴びて存在感を増していた作品。カラフルで美しいのですが近づいてみると、スプーンやネジ、基盤など一見ゴミと見間違うような素材が使用されている。作品には性別が存在し、社会における性別やその役割、伝統と日常、など様々な対比が感じられる。

作者名:ワエル・シャウキー(Wael SHAWKY)
作品名:十字軍芝居

十字軍の時代に起きた重要な出来事や人間ドラマを、クルアーン(=コーラン、イスラム聖典)に記された古典アラビア語などを用いた人形劇で再現することによって、ヨーロッパ側の視点で編まれた「歴史」をアラブ世界の視点で再解釈してみせます。歴史の多様な記述や解釈に見られる接点や隔たりが、壮大な物語のなかで浮き彫りとなります。

作者名:畠山直哉(HATAKEYAMA Naoya)
作品名:

年のビル群・地下水路・セメント工場など人の手が入った風景を独自の感覚で撮影された写真には自然と人間の関わりというテーマがある。この作品は東日本大震災以降頻繁に訪問してる故郷・陸前高田とフランスの人口山テリルを軸にした写真との対比が面白いと感じた。

作者名:オラファー・エリアソン(Olafur ELIASSON)
作品名:Green light

光に纏わる作品を通して、異なる組織や人々をつなげながら環境・エネルギー・社会問題への具体的な実践を行う作者。本作は、深刻化する民族の移動や移住による現代社会の課題に対し難民・帰宅困難者・地元民など多種多様な人が共に学び、ランプを組み立てるというワークショップを通じて交流することで様々な視点から考える場を作り出している。

作者名:ブルームバーグ&チャナリン(BROOMBERG & CHANARIN)
作品名:痕跡証拠

精神分析の創始者ジークムント・フロイトが、晩年に使用した診察用の長椅子の付着物を取り上げた作品。毛髪など「患者」のものと思われる遺留物の DNA 解析画像をタペストリーに織り上げています。戦争やテロなど、人類間の軋轢とそこに潜む狂気などをテーマとしてきた作家が、理性を超えた精神病理の不可思議な世界を、一見接点のない現代の科学技術と伝統的な手工芸を融合させて視覚化した作品です。

作者名:ジョコ・アヴィアント(Joko AVIANTO)
作品名:善と悪の境界はひどく縮れている

作者名:アイ・ウェイウェイ(AI Weiwei)
作品名:安全な通行

常に自らの置かれたリアルな社会状況に関わり、芸術概念を拡張し続ける作家が、欧州に拠点を移した年以降取り組んでいる難民問題に関連した作品。レスボス島に辿り着いた難民が実際に着用していた大量の救命胴衣を用いた展示は、権力間の軋轢から逃れ、自由を獲得するために命をかけて海を渡る難民ひとりひとりの人生や苦難を表すとともに、個の尊厳について問いを投げかけます。

作者名:アイ・ウェイウェイ(AI Weiwei)
作品名:

作者名:ロブ・プルイット
作品名:スタジオ・カレンダー

オバマ大統領が在職していた8年間にニュースをもとに毎日描かれた2922枚ものペインティングに加えて、出来事や社会現象を織り込み描いた作品。個人の営みの集積がどのようにコミュニティや社会とつながっているのか?そのささやかな手がかりを示唆している。

ヨコハマトリエンナーレ2017 展示場所:横浜赤レンガ倉庫1号館 のお気に入り作品

作者名:小西紀行
作品名:無題

作者名:キャシー・プレンダーガスト(Kathy PRENDERGAST)
作品名:アトラス

作者名:照沼敦朗(TERUNUMA Atsuro)
作品名:ミエテルノゾム君の夢製造伝奇

作者名:照沼敦朗(TERUNUMA Atsuro)
作品名:

作者名:宇治野宗輝(UJINO)
作品名:プライウッド・シティ

作者名:ドン・ユアン(DONG Yuan)
作品名:おばあちゃんの家

作者名:青山悟(AOYAMA Satoru)
作品名:政治家と黄色いセイターの少女(メルケル)

ヨコハマトリエンナーレ終了日は、11月5日(日)までぜひアートな週末を愉しんでみては?

ヨコハマトリエンナーレ終了日は、11月5日(日)まで。残り1ヶ月以上はありますので、ぜひアートな週末を愉しんで見て下さい。混んではいますが待ち時間はなし。比較的作品の近くで作品が見られます。作者の息遣いが聞こえる作品を眺め、自分なりの感じ方・楽しみ方を味わってみましょう。私も会期中にまたお邪魔したいと思います。

ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」
http://www.yokohamatriennale.jp/2017/
開催期間:2017/8/4(金)‐ 2017/11/5(日)
開催時間:10:00 – 18:00 (最終入場17:30)
開催場所:横浜美術館/横浜赤レンガ倉庫1号館/横浜市開港記念会館 地下
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